特養副主任インタビュー(かざはな園)

私が介護業界に入ろうと決めた経緯からお話をさせていただきます。大学への進路に迷っていた時祖母が脊髄の病気になり、知識もなく何も出来ない私がいました。病気や人の手助けが必要な方へ少しでも力になりたい!という想いから、福祉を専攻が出来る大学を選びました。
大学中にヘルパー2級を取得し実習先は特養でした。そこで、介護の実務や雰囲気を経験しました。大変な仕事だと思った部分もありますがそれよりも楽しいと思えた気持ちの方が強かったことを覚えています。その後、社会福祉士の実習も同じ施設(特養)にて行いました。ケアプランの勉強をした時、普段あまりお食事を食べられない方を担当しました。
一日中その方と一緒にいるため、何かこの方にとって意味のあるお手伝いが出来ないかと考えながら行動を共にしたのです。お食事の時間に介護職員の方が利用者様へ口頭で「食べてね」とお伝えしていましたが、口に運ぶことはありませんでした。実はその方はあまり目が見えていないことに私は気付き、お茶碗を持って目の前に出したところ食べてくれたのです。介護職員の方からこの動きをケアプランに入れても良いかと提案され、行動したことが評価されとても達成感がありました。この経験から”私でも役に立てるんだ!”と、よりこの仕事に興味を持つこととなったのです。
その後、大学卒業と同時に社会福祉士を取得。特養で7年間在籍。その間、介護福祉士を取得しました。初めは介護士として入職しましたが途中で生活相談員も1年間経験いたしました。ここでは、認知症の方の対応もあり、教科書で習ったこととは違うことが多かったです。認知症の方は何を考え何をしたいのか等、読み取ることがとても重要で難しくもあり、それが楽しく感じたことを覚えています。最終的には介護士に戻りましたが、今よりも“利用者様へ向き合って仕事をしたい”との考えから、ユニットケアで経験したい気持ちが強くなり転職を決意いたしました。
従来型(4人部屋)だった特養からユニットケアを取り入れていた風花会を見つけ、理念である「一人ひとりの生活を守っていく」ことに共感したことで応募いたしました。
また、以前の特養で一緒に働いていた上司がかざはな園で働いていたため、お話を聞かせていただいたことにより働きたいと思うようになったのです。
かざはな園に来てから9年が経過しました。役職としては副主任として利用者様の介護や介護士の育成を行っています。職員にはユニットケアの考え方の推進等も行っています。
かざはな園の特徴の一つとして、様々な研修に参加する機会が多くあります。外部内部でも研修がありますが、1番の特徴は各職員のフェーズに合った研修を受けさせていただけることです。学卒の新入社員は初任者研修や社会人マナーの研修、これから介護士リーダーとなる方へはリーダー研修など、それぞれ副施設長や施設長が厳選して研修を提供していただけます。職員間の関係性もとにかく良いです。仕事の相談やちょっとした悩みごとなども皆さん聞いてくれます。上司も親身になって話を聞き、応えようとする気持ちがこちらへ伝わってきます。そんな風土や環境があるため、急遽誰かがお休みを取得したとしても協力的でお互いが応えたい気持ちになっているため、気持ち良く仕事が出来ているのだと思います。
これから介護業界で働きたいとお考えの方はかざはな園がお勧めです。
研修体制がしっかりしており学ぶことが出来ますし、お休みも有休も取れます。とっても働きやすい環境で尊敬できる方も多いので是非入社されましたらご一緒に仕事が出来ることを楽しみにしています。