風花会副理事長インタビュー

私が副理事長就任までの経緯をまずご説明いたします。社会福祉法人風花会の理事長は実父である新田 昭仁です。
父は不動産会社である株式会社ウインズビル等の経営をしており、不動産業としては平成3年創業となります。
後に福祉事業として風花会を設立することとなります。
元々私は栄養士の学校へ通っておりましたが、卒業後父の会社であるウインズビルへ経理・会計職として入社いたしました。初めは右も左も分からずでしたが周りの方に支えられ仕事に励んだことを覚えています。会社の数字関係を理解してきた8年後、父から風花会の副施設長を任命されることとなりました。28歳の時です。ここで兄弟について軽く触れたいと思います。兄弟は8人兄弟と多く、私は一番上となります。兄弟もウインズビルグループに属しており兄弟皆で運営を支えています。父が兄弟の中で副施設長を誰にするか判断する際、数字面で強いこと、兄弟の中で1番性格が温厚であり、面倒見が良いということが理由だったようです。勿論初めての業界であり、初めての経験となるため、事業で判断を迫られた時の決断については現在も父へ相談することが多くあります。
かざはな園設立についてですが平成14年に父が設立。設立については父方の祖母が住めるような施設にしたい!という想いから設立に至ったと聞いております。
当時は叔母が統括施設長として現場サイドを運営しておりました。後に私が福祉施設長として就任し、平成27年に統括施設長として就任いたしました。所謂、家族経営で運用をしてきましたが、7年前に新しい風を入れ込もうと決断し現在の「ハイコート浅野」を家族以外の社員へ施設長として配属することとしたのです。続いて2022年に「かざはな園」の施設長も社員から選任し、私は副理事長として就任いたしました。実務を経験している方の意見を取り込みながら事業成長を遂げるため、現在様々なことに着手しております。
直近では業務改善のため、キントーンのサービスを取り入れ、案件管理や進捗管理、日報管理などの効率化を図ることに成功しています。また、広報や採用強化の声が上がったため現在は人材確保についても専門のコンサルを入れ、安定的な採用システムを構築するため着手しています。
様々な取り組みを実施しながら各施設長に成功体験をしていただきたいと考えており、それが事業成長、存続に繋がると信じています。また、父の設立の想いを大切にしながらも継承していきたいと考えています。
職員には介護職というお金だけでは測れない精神的なやりがいや生きがいをそれぞれ見つけていただきたいと思っています。見つけられる環境が弊社にはあると思います。長く在籍する社員も多く、元々、社員への「サポート」や「対話」を大事にし、とにかく社員と向き合うことを大切にしてきた姉や叔母の関わり方が現在も継承されており風土となっています。長い方だと15年在籍の方もいらっしゃいます。
職員のスキルアップでは研修制度や勉強会も多数行っており、多くのことを学べる環境となっています。また、職員の公平な評価をすべく明確な評価制度を設けているため、頑張りが正当に評価へ繋がる仕組みとなっています。
風花会では職員間の「対話」が重要だと捉えています。コロナ化以前は飲み会なども多く開いており、仕事以外での積極的な対話の場を提供することにも力を入れてきました。また、介護業界でも少なくなっているかもしれませんが、弊社では給与明細を施設長から直接職員へ労いや感謝の言葉と共に手渡しで行っています。
弊社では自信を持って言えることが更にあります。どこの施設よりも社員を真摯に捉えており、社員皆が明るく職種毎の壁が無くとても働きやすい環境をご用意出来ていますので、これから介護業界を希望されている方は是非一度お越しいただければと思います。