学生の皆さんへ⑬ ~ 福祉とは仲間づくり ~
福祉の仕事をしていて楽しいと感じる事は”仲間”が増えていく事です。
もっと深い言葉を言えば、”同志”とも言えるかも知れません。
一言で福祉と行っても児童・高齢・障害等々な様々な分野があり、一つ一つの分野の中でも幅広く分かれます。
(障がいだけでいっても、児童系・住居系・就労系・日中・訪問・相談系など多岐に渡ります。)
そして、それぞれの分野でそれぞれの視点があり、一つ一つの分野でもそれぞれの視点があります。
多岐に渡る視点が多く存在していますが、中には自分自身が持っている志と共鳴する人が必ずいます。
共鳴する仲間と出会い、お互いに叱咤激励切磋琢磨しながら、成長出来る事に福祉のもう一つ醍醐味があります。
同志が生まれるきっかけをつくるのは、自分自身が仕事に対して一所懸命向き合う事です。
向き合う事が、いつか出会いのご縁を呼び込み、ご縁が自分自身を成長させてくれます。
また”同志”は何も福祉業界だかとは限りません。
むしろ他業態にたくさんの同志を持つ事をおすすめします。
福祉の仕事は人生に寄り添う事です。ということは、他の業態・業種にも通じる部分はたくさんあるという事です。
他の業種にも人や社会の幸福を願い、真摯に実直に事業展開されている企業はたくさんあります。
社会の幸福実現のために使命を持って展開されている企業から学ぶ部分は大きいですし、我々福祉側も何らかの影響を与える事が出来ると感じます。
志を一にする仲間増えて行けば、何かを実現できる可能性も高まるでしょうし、何しろ仕事が”面白く”なるに違いありません。
ぜひ、たくさんの仲間を福祉を通じて増やしていって欲しいと思います。