薩摩の教え
先日、この業界の大先輩であり、著名な法人の理事長である方よりこんな教えをご教授頂きました。
それは「薩摩の教え」
”薩摩”、現在の鹿児島県、島津藩の薩摩の事です。
個人的に、多少本は読みますし、歴史も好きな方ですが、この”薩摩の教え”は全く初耳でした。
薩摩と言えば、幕末維新の推進力となった藩であり、その後も明治政府に多くの有能な人材を輩出していく藩です。
また、遡って関ヶ原の戦いにおいても断行された薩摩の鬼島津こと島津義弘の敵中突破もとても有名な話です。この”薩摩の教え”を読んでみると、薩摩藩が他藩とは一味も二味も違う存在感、格、思考方法、実行力がなぜ生まれたか、納得させられる内容です。
それでは、、、
『薩摩の教え』~男の順序~
一、何かに挑戦し、成功した者
二、何かに挑戦し、失敗した者
三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
四、何もしなかった者
五、何もせずに批判だけしている者
六、批判をし、人の足を引っ張る者
これは現代の人事評価にもピッタリに使える、シンプルかつ非常に本質を突いた言葉です。
当時は男性が中心の社会ですから、副題に~男の順序~と入っておりますが、男女公平な世の中においてはこれは~人としての順序~と捉えて良いかと思います。