学生の皆さんへ⑨ ~ 本を読もう ~
学生の皆さんへと題して、今回は「本」について書きたいと思います。(もしかしたら、前も書いたかも知れませんが・・・)
本を読もう。って何だか説教じみてたり、当りまえ過ぎて、若干気が憚れるのですが、
しかしやはりとても大切な事だと思うのです。
本を読む事のメリットは様々にあるでしょう。
娯楽のため、知識習得のため等々色々とあるでしょう。
今回は「思考力を高める」、「新たな視点を設ける」の2点を焦点に据えたいと思います。
本を読む目的はこの2つは非常に重要であると感じます。
なぜならば、娯楽や知識習得は本でなくても別の媒体でも出来ますが、「思考力」「新たな視点」は体系化され整理された本を読むことにより
得る効果が他の媒体に比べ大きいからです。
本を読む場合には様々な意見や多様な視点の本を読む。それにより自分で考える材料を手に入れ、自分なりに考え、判断し答えを出す。
この読み方により新たな視点を得る事も可能になります。
つまり、本は思考の偏りを補正するため手段としての活用に適しています。
本を読むと一言で言っても、肝は本選びにあると言えるのではないでしょうか?
本もピンからキリまで色々あります。あまり身にならない本を読んでも、時間の浪費になってしまったら元も子もありません。
いい本に巡り合うためには、
➀”読むべき”ではなく、”読みたい”で選ぶ
単純な事ですが、「直感で読みたい!」と感じさせる本を読むべきです。それは著者の人となり・タイトル・目次から受ける刺激
が自分の感性に響けば「買い」です。
”ベストセラー”や”今売れています”系の本はいい本が多いと思いますが、読むべきと考えてしまった時は、やめておいた方がいいかもしれません。
②自分が尊敬している人が読んでいる本を読んでみる
自分が尊敬している人が読んでいる = 自分のフィーリングに合う という事なので、いい本に巡り合う確率が高くなります。
➂本をたくさん読んでいる人のおすすめ(身近な人のおすすめ)
面白い本の著者が進める本やなども面白い本が多いです。
➃いわゆる名著と呼ばれるもの
長い歴史の風雪に耐えて来た本はやはり名著が多いです。
注意すべきは、商業主義的な本や思想誘導型の本は身にならないので止めておきましょう。
どんな目的・背景で書かれている本か、この本を読む事で自分にとって何が得られるのか、何を得るために読むのかを意識して本を選びましょう。
色んな視点を手に入れ、自分で判断できる力がついて来ると、生きるのが楽になります。
あまり思い悩まなくなります。そして自分が大切にすべきコアな部分が形成されて来ます。
ぜひ若いうちに色んな本を読んでみて下さい。