大切にしていること
先日来訪されたお客様から頂いた言葉です。
「ここはとても静かで穏やかで、風が心地よく、何だか遠い場所(地元じゃないみたい)にいるみたいです。仕事で来たのに、リラックスして何だか眠くなってしまします(笑)」
そんな言葉を聞いて、私達が大切にしているもの = 雰囲気・明るさ・穏やかさ へと話が移り、初めて会ったばかりなのにとても共鳴を感じる時間となりました。
福祉施設には様々な方が支援を求めて利用されます。時には寂しい思いや大変な思いをされて支援へとつながるケースがあります。
そんな場所だからこそ、誰もが穏やかな空気が流れ、明るく、心地よく、リラックスできる環境をいかにつくっていけるかが非常に大切な要素だと強く感じます。
職員はご利用者に常に興味関心を持ち、小さな変化を感じ取り、いつも暖かくご利用者をサポートする。ご利用者のふとした行動も見逃さずに賞賛の言葉をかけ、調子が良くない時にはまず寄り添う。
そのような”心がけ”が穏やかな優しい雰囲気の施設を作っていくのではないかと考えています。
また、”場”づくりは職員だけが作れるものではなく、ご利用者にも協力して頂く場面も沢山あります。
いうなれば、ご利用者と共に創り上げていくイメージです。
さらにご家族の暖かい声援とご協力も欠かせません。ご家族のエールは我々支援者にとっては心のビタミンであり、ご利用者にとっては代わりのない唯一無二なものだからです。
加えて言えば、地域の人たちとの関わりも施設に彩りを加えてくれます。
地域活動への積極的な参加や、地域イベントの協賛・参加、子どもたちとの協働イベント等などを通じて、社会の一員である事、ご利用者一人一人が社会の構成員である事、ご利用者の人生の質の向上につながっていきます。
そのための土台が、”気”なのだと強く感じます。
これからもいい”気”を取り入れ、みんな元気で生き生きと過ごせる生活の場であり、職場であり、人と人とがつながる場所をみんなで築き上げていきたいと思います。