福祉用語の解説② ~リフレーミング~
福祉用語の解説第2弾。
今回はリフレーミングについて。
この言葉は特段福祉用語ではないのですが、豊かな人生を追求したり、人の力を引き出す(=エンパワメント)事が福祉の本質であり、このリフレーミングも欠かせない考え方なのでご紹介したいと思います。
また、福祉に全然関係のない日々を過ごされている方にとってもリフレーミングの考え方は日々を充実させるのにとても使える技術なのでぜひ学んで下さいね!!
リフレーミングとは考え方の枠組みや視点を変える事で、前向きな意味を伝えるコミュニケーションスキルです。
具体的にはネガティブな捉え方や視点をポジティブな捉え方や視点に変える事で、見方そのものを変えたり、問題の解決や、自分自身が受ける心理的な苦痛の軽減をはかります。
例えば、、、
・せっかち → 行動的
・意思が弱い → 柔軟性がある
・のろまだ → よく考えて行動する(丁寧)
・目立ちたがり → 積極的にできる
・計画性がない → 臨機応変
・消極的 → よく見てから行動する
・こだわる → 信念が強い
・怒りっぽい → 情熱的
・太り気味 → 貫禄がある
・おせっかい → 気配りの人
・困った子 → 困っている子
等
視点を変えるだけ、全然捉え方や意味が変わって来ます。
これからの世の中、社会は多様性や共生がテーマになっていきます。多様性、共生とは受容する事であるとも言えます。
受容するとは違う価値観や物の見方に対して、どう共通項を見出していくか、または多様な視点を持つ事が出来るかに関わってくる事です。
ぜひ、リフレーミングを身につけて、自分自身の物事の見方や視点の幅を広げていって下さいね!