食事
言わずもがな、食事ってとても大切です。
私達が実践している支援のクオリティマネジメントの中でも食事(=栄養)は重要な要素の一つでもあります。
ご利用者はもちろん、お一人お一人違います。そして、持病などに考慮しなければいけない場合もありますし、好き嫌い、体質的や服薬との兼ね合いで避けるべき食品、食の形態、視覚的・音に関する環境支援、声のかけ方、座り方様々です。
ご利用者のペースや自立度、楽しみを邪魔する事なく”しずやかに”、”まるで黒子のように”、必要な場面で必要な時に食事介助が出来る職員さんはとてもスキルの高いと思います。
”支援”という視点だけでも多岐に渡りますが、肝心のメニューも大切です。カロリーの計算と内訳(糖質・脂質・タンパク質のバランス・ビタミン等)を一人一人計算しながら、季節に応じた、多種多様な飽きの来ないメニューを検討していかないといけません。奥深いです。
普賢学園では管理栄養士の職員さんが日々試行錯誤をしながら、美味しい献立を作ってくれています。本当に感謝感謝です。
やはり食事のバランスが崩れてくると、バイタル的にも、メンタル的にも様々影響を及ぼします。昨今社会問題になっているメンタル不調の要因も外的なストレス等、色んな要因が考えられますが、食事の乱れによるものを大きいと個人的には思います。
普賢学園でも職員の方向けに、メンタルヘルスの一環として栄養学的な研修も出来たらと考える今日この頃です。やはり、職員の皆さんがいつも健康的に明るくはつらつと仕事をして頂ける環境がご利用者にとってとても大切な事です。さっそく、来年度の予定には”食についての研修会”を予定に組み込みたいと思います。