会議力は組織力
福祉施設には様々な種類の会議があります。
ご利用者の受け入れ会議・定期的なカンファ・モニタリング・個別支援計画作成会議・職員会議・委員会会議・職種ごとの会議・経営会議などなど、細かく言えば朝礼なども立派な会議の一つです。
会議は参加者の質によりガラッと雰囲気が変わります。普段から参加者がその組織にコミットし、自分の頭で常にどのくらい考え、責任感を持って役割を実行しているかが、そのような人間が何人参加しているかで会議の質が変わってしまいます。
言い換えれば、会議力は、組織力ともいえると思います。
会議の質を上げていく事はイコール、その個人の質、組織の質を上げていく事です。
最も大切なのはその組織のミッションを意識し、一人一人がやるべき事を具体的に把握しているかです。
会議とは個人、組織の成熟度の一つのバロメーターであり、“いい会議”を実現させていくには、目的をしっかりと見据えた“いい組織”を作っていかなくてはいけません。この事が土台にあり、安全基地・事前の準備・話し方のスキル・ファシリテーション技術が活かされていくとものと感じます。